週刊あはきワールド 2020年11月25日号 No.691

横山式熱鍼療法 第21回

経絡解剖学(筋系と帯状反応Ⅺ)

~頭部の筋と帯状反応(1)~

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


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はじめに

 前回に引き続きFTを利用した氣の診断を用いて解剖的な部位と経絡や帯状反応の関係、特に筋肉系と相関する経絡や帯状反応について述べてみたいと思います。今回は、頭部の筋について、それぞれの筋肉に対するアプローチについても述べてみます。初心者や遠隔取穴が苦手な人でも容易に効果を出すことができます。

1.方法

1)磁石とFTを使い筋肉が正常化する帯状反応を分類する。

2)筋肉に磁石を当て反応する経絡、帯状反応、反応点(経穴?)を割り出す。割り出した経絡、帯状反応、反応点に熱鍼を行い筋肉(軽さや可動域など)が正常化することを確かめる。

2.頭部の筋の定義と働きと役割の確認

1)頭部の筋とは
 ここでは頚椎に付着していない筋を頭部の筋と定義する。頭部の筋には、頭蓋骨に付着して頭部を動かす筋、下顎を動かす咀嚼筋、顔の表情を作る表情筋、眼球を動かす外眼筋などがある。ここでは筋腹が頚部に位置する胸鎖乳突筋や舌骨下筋群も頭部の筋肉として扱う。

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