![]() |
2020年12月16日号 No.694 |
両手刺手管鍼法へのいざない32 一から学ぶ両手刺手管鍼法~第3回 序盤刺入~あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 ツイート
◎過去記事≫≫ もっと見る
偶数月の第3水曜日号で両手刺手管鍼法へのいざないをお届けしています。今回は、一から学ぶ両手刺手管鍼法の第3回目で、序盤刺入を扱います。 直刺と斜刺を対象とする両手刺手直・斜刺管鍼法の作業工程は、新弾入、序盤刺入、本格刺入の3ステップで構成されています。 ◆序盤刺入総論【言葉の意味】序盤刺入は、弾入の後鍼道ができるまで、約10mmの刺入です。 鍼道は、これから先(未来)の刺入路のことです。 序盤刺入終了時点の刺入長は、その前の弾入で4mm入っているので、合計で14mmです。 刺入長がこの程度の長さになると、刺入長自身がこれから先(未来)の刺入路即ち鍼道を誘導する力をもつようになります。つまり、鍼はある程度入ると、それ以降は鍼道に引かれて進みやすくなるということです。 そうなると、鍼を押したとき鍼尖はスッと沈み込みます。この感覚をもって、臨床では「鍼道ができている」と表現します。 序盤刺入は、この鍼道ができるまでの刺入ということです。 ◆浮き管・U【言葉の意味】弾入の後上刺手で鍼管を20mm持ち上げ、鍼の途中の高さでキープし、これを浮き管と呼びます。Uで略称します(図1)。 (続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます) |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今週号のPRの部屋はこちら ●【サンプル】あはきワールド臨床研究会 ★ヒューマンワールドの 本なら→→→→→→ こちら ★ヒューマンワールドの DVDなら→→→→→ こちら ★あはき求人情報 鍼灸マッサージ師・柔道整復師の求人情報は≫≫ こちら ■あはきワールドの学割 (0円)&わかば割(50%OFF) ★詳細は≫≫ こちら ■投稿原稿募集 週刊『あはきワールド』では、研究レポート、論説、症例報告、エッセーなどの投稿原稿を募集しています。 ★詳細は≫≫ こちら ■ヒューマンワールドのメールマガジン「あはきワールド」は毎週水曜日に配信しています。 ★配信登録は≫≫ こちら |