週刊あはきワールド 2021年1月13日号 No.697

外洋客船でゆく、はり旅! 第16回

クルーズ船における新型コロナウイルスの影響 (11)

OneSpaWorld 鍼師 天野弘子 


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 今回は、新型コロナウイルスの影響を受けたクルーズにおいて、乗客が下船して乗員だけになり、アメリカ・メキシコ西海岸でクルー帰国が始まるまでについて書きます。

・乗員のみ52日目:4月11日 メキシコ・ラパス8日目

 クルーを帰国させるために、3〜4隻の船が集まり船間での移動が始まりました。沖に錨を降ろし、小型ボートで乗員を移動させます。


船が数隻集まり、乗員の移動をする














 わたしの船に乗船していた乗員約640名のうち、帰国に向けてアジア人約400名が他の船に移りました。

 スパからは、マネジャー含めフィリピン、インドネシア人、インド人の4名が、船を移動しました。

 4月12日ラパス沖で他の船との間で乗員が移動し、ロサンゼルスを経由してから、5月9日にフィリピン到着予定と聞きました。再び1カ月かけての太平洋横断です。

 わたしの船には、南アフリカ、ジンバブエ、ジャマイカ、モーリシャス、日本からの9人のスパスタッフが残りました。ジャマイカはロックダウンをしていて、ジャマイカ国籍でも帰国ができないとのことでした。

 そして、スパや売店、カジノなどの外部業者のスタッフが39名やってきました。

 この移動で船に残された乗員は合計276名となりました。通常の定員は、乗客約2,000人と乗員800人の合計2,800人です。船はガラーンとして、レストラン以外では人にほとんど会わなくなりました。自然とソーシャルディスタンスが取れます。

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