週刊あはきワールド 2021年3月3日号 No.704

Dr.シノハラの鍼灸徒然草 第47話

鍼による寝違いの悪化例

~鍼を受けて首が動かなくなりました!~

九州看護福祉大学鍼灸スポーツ学科 篠原昭二 


◎過去記事≫≫  もっと見る

先生、首が痛くて動かせないんです!

 19歳、女性。主訴:右側頚部痛。身長160cm、体重54kg。

近所で受けた鍼治療
 女子学生さんから、急に「先生、首が痛くて動かせなくなったんですが、どうしたら良いのでしょうか?」と尋ねられた。そこで痛くなった背景を尋ねると、「昨日、朝起きたときに寝違えたみたいで右の頚部の痛みを感じたため、これまでにも治療経験のある鍼灸、接骨院を受診した。そして、腹臥位にて頚部を中心として寸3(40㎜)の3番(20号)鍼を使って天柱、風池といった後頭下部から肩井や肩外兪、天髎付近など結構沢山鍼を打たれて、20分ぐらい置鍼された。抜鍼後に頚部の動きを確認されたときに、まだ痛みが残っていたことから痛みの場所を指摘すると、その部位に雀啄で響くまで鍼を受けたが、結構痛かった。治療直後には、痛み自体が変化したみたいで、よく分からなくなり、少し軽減したような感じもしたが、重だるいような、腫れぼったいような違和感が残っていた。

 頚部以外の治療の有無を尋ねたが、上肢、下肢等の他部位への鍼治療は受けておらず、後頚部から肩上部周囲のみの局所治療であったらしい。

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる