週刊あはきワールド 2021年3月17日号 No.706

両手刺手管鍼法実践コラム 第24回

鍼ノイズ

あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 


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【ご案内】

 奇数月の第3水曜日号で両手刺手管鍼法実践コラムをお届けしています。

 鍼灸作用の本質は、情報発信です。鍼灸で発信する情報には、治効の観点でポジティブな情報と、ネガティブな情報が分別されます。前者を治効に有効な情報、後者をノイズ(雑音)と呼ぶことができます。

【鍼ノイズの内容】

1.第1種痛(鋭い痛み)
 全てノイズと見なします。

2.第2種痛(鈍い痛み)
 強いものはノイズ、弱いものはむしろ好ましい感覚と見なします。

 鍼による第2種痛は、響きと総称します。

深部ポリモーダル受容器が発火して起こる漠然とした第2種痛は、響きの大半を占めます。

 ポリモーダル受容器は、痛み閾値未満でも発火することが知られています。痛み閾値以上のものは痛いと感じ、ノイズと見なします。痛み閾値未満のものは、むしろ心地良い響きと感じる場合が多いようです。
 
 痛み閾値は個体差が極めて大きく、個体ごとに判断を誤らないように注意する必要があります。

鍼が神経幹に触れた場合の電撃感は、全てノイズと見なします。

3.その他
叩きつけられる感じ。
押さえつけられる感じ。
押し込み感など。

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