週刊あはきワールド 2021年4月21日号 No.710

「未病を治す」~身体のゆがみをなおす~操体法シリーズ 第22回

操体法的調整の特徴を探る 前編

~梨状筋の調整テクニックを例に、他の手技療法との比較検討~

川名操体治療室代表 川名慶子 


◎第21回 施術者の健康を守る
       ~操体法基本運動のすすめ 第5回(最終回)~(舘秀典・稲田稔)
◎第20回 施術者の健康を守る
       ~操体法基本運動のすすめ 第4回~(舘秀典・稲田稔)
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 今回は語られることが少なかった各論的な局所での調整機序について検証、考察してみます。検証法として他の手技療法との比較検討から操体法の特徴を探っていきます。

 調整対象としては、梨状筋を取り上げました。梨状筋を取り上げた理由としては、
  • 坐骨神経痛など臨床的に痛みの調整アプローチとして取り上げられやすい部位であること、
  • 操体法をまとめられた故橋本敬三先生の著作にも、梨状筋の調整操法が取り上げられていること、
  • 他の手技でも取り上げられることが多いので比較検討しやすい
などです。

 比較した手技は、オステオパシーと身体均整法です。

オステオパシーとは

 オステオパシーは今から約140年前にアメリカ人医師アンドリュー・テーラー・スティル (1828- 1917)によって創始された手技療法です。短期間にアメリカ全土に拡がった大きな要因の一つは百年前に大流行したスペイン風邪(インフルエンザ)に対する高い治療効果によるものとされています。その後オステオパシーはアメリカのみならずイギリスからヨーロッパへ拡がり、さらには均整法や野口整体をはじめとする日本の手技療法にも大きな影響を与えました。
 

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