週刊あはきワールド 2021年4月28日号 No.711

横山式熱鍼療法 第25回

東洋医学の原理原論から臨床、応用を考える

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


◎過去記事≫≫  もっと見る

はじめに

 東洋医学の原理原論とそれらの証明から臨床への応用について考えてみたいと思います。

東洋医学の基本を考える

 西洋医学は解剖を中心とした分析的な手法を用いて目に見えるもののみを単位として体系づけているのに対し、東洋医学は目に見えるものの裏にある生理作用や精神の働きを重要視し、それを「氣」と総称しているわけです。

 「氣」の働きによって形(肉体)が作られ、その氣の変動によりその形(肉体)も変動します。逆に形ができてしまうと形が変動するとその気も変動します。気と形(肉体)は相関関係を持ち、気の働きが肉体を作り、また肉体が気を発して、相互に働き合い、協力し合っています。

 気そのものは肉眼では見えませんが、氣の作用による形態や現象から、氣の働く質を察知することができます。

 このように、診断する場合でも形と氣の相関から、目や耳、顔や皮膚の色や脈、呼吸肌の弾力などを見て体内の五臓六腑の状態を知ることができます。

 人体を知るためには、気を含めた人間全体を知ることが必要です。

 そこで、人間はどのようにできたのか、人間の誕生について東洋医学的な見地から述べてみたいと思います。

星の生成から人間の誕生構成まで

 まず宇宙には何もない冷気(宇宙霊気ともいう)で満たされていると考えます。これが旋回をはじめ、それにより熱を生じ、冷氣とこの熱氣の二つの氣が激しく交流して星ができたとされています(図1)。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる