週刊あはきワールド 2021年4月28日号 No.711

阿是指圧による体にある4つの首の治療 第41回

4の首(腰)の治療

~その15 腰痛治療の手順 6.両手重ね四指による指圧(1)~

日西指圧学院 小野田茂 


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6.両手重ね四指による指圧(図1)

 手掌圧の腹部の各部位の触診および治療が終了しました。第1段階の手掌部の触診により腹部の他の部位に比べて硬い(硬結)印象がある部位、冷たさを感じる部位、そして直感(第六感)において引っかかる部位等を、治療師は頭にインプットします。

 今回の両手重ね四指による操作は、前回の手掌圧部位での順番と一緒です。今回は、両手重ね四指を施術における基本圧とします。

 労宮部には隙間を作り他の全ての手掌部を患部に接触します。接触した手掌部には、一切力を入れません。力みがあると腹部は敏感に反応して浸透圧を拒否します。右手を下、左手を上に重ねます。効き手が方向のコントロール、重ね手(上方)の四指の指腹は、圧の強弱のコントロールをします。両手首には、一切力を入れずに、むしろ肘を支点にすることにより、バランスの良い圧を送ることを心がけます。

 接触している指腹は、硬結および違和感のある部位を見つけることに専念します。接触を保つ四指の指腹に妙な力が入ると触感が鈍りポイントを見つけることに専念できません。

 硬結を見つけたらその反応が、瞬時に脳の中枢に送られて、肘を中心にして圧を自然にコントロールしなければなりません。

 何回も申し上げましたが、身体を傾けた体圧を良しとします。丹田からの連動圧です。極端にいえば、腹部は、丹田で圧します。気合入れて圧します。気合と集中が腹部指圧の良し悪しを左右します。


図1


















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