週刊あはきワールド 2021年6月2日号 No.716

症状別、困ったときのこのツボ 第20回

喉が痛くて困っているのですが…という患者さんが来たら

新医協鍼灸部会会長・関東鍼灸専門学校講師 手塚幸忠 


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1.風邪の前兆

 風邪症状の一つに喉の痛みがある。私が風邪をひく場合は、まず喉が痛くなって、それが悪化すると、風邪になって寝込むパターンが多い。だから、喉が痛くなったら、なんとかそこで食い止めようとして、私はお灸をしまくることにしている。今までの自分の体験から、喉の痛みには鍼よりもお灸が効果的だと感じる。その場で痛みが和らぐだけでなく、悪化せず、最終的に風邪にならずに済む場合が多い。

2.喉の痛みの主な原因

 喉の痛みには様々な原因がある。タバコの吸い過ぎや、アルコールの飲みすぎ、声の出しすぎ、空気の乾燥、大気汚染など、喉への物理的な刺激によるものもあるが、ウイルスや細菌に感染することで喉に炎症が生じる場合も少なくない。また花粉症などのアレルギーによって炎症が起こる場合もある。その際に炎症が起こるのが、咽頭であり、扁桃である。この炎症が起こっている状態が、いわゆる「喉が痛い」という状態だ。これらの炎症が喉頭部にまで広がると、声がかれたり、出にくくなったりする。

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