週刊あはきワールド 2021年6月9日号 No.717

治療家のためのセルフエクササイズ 第62回

全身運動連鎖のための部分エクササイズ(6)

~カールアップ~

ATC&鍼灸師 山下貴士 


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 今回から全身連動のための部分エクササイズとしての新しいカテゴリー、カールアップについて説明していきます。カールアップは体幹の重要なエクササイズですが、非常に誤解を生じやすい動作でもあります。誤解というのは、カールアップという言葉のもつ意味から、腰椎の屈曲を招き腰痛を導いてしまう可能性があるからです。

カールとエクササイズ

 カールアップとは、本来巻き上げるという意味があり、エクササイズの名前にもよく使われます。肘を屈曲し上腕二頭筋を鍛える動作はアームカールといい、膝を屈曲しハムストリングを鍛える動作はレッグカールといいます。ちなみに肘と膝を伸展して鍛えるエクササイズはそれぞれアームエクステンション、レッグエクステンションと呼ばれています。エクステンションは、英語で伸展のことです。私の関わっているジムのトレーニングマシーンの名前も、このように記載されています(図1)。アームカールやレッグカールをアームフレクション(屈曲)、レッグフレクション(屈曲)といった呼び方を、エクササイズではほとんど行わないのは、興味深いところです。それだけ、カールという呼び方が定着しているということを表しているのかもしれません。
 

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