週刊あはきワールド 2021年7月21日号 No.722

「未病を治す」~身体のゆがみをなおす~操体法シリーズ 第25回

自分の成長だけを見つめて気持ちよく生きよう!

誠快醫院院長 鹿島田忠史 


◎第24回 操体普及の重要性について
     (北田洋三・稲田稔)
◎過去記事≫≫  もっと見る

◆生活習慣項目で「想」の特殊性

 本連載の2019年7月17日号で操体法の3法則で最も重要なものは、第1法則の「気持ちよかったは体にいい」だと述べた。その法則が適応される第2法則の5つの生活習慣評価項目「息=呼吸」「食=飲食」「動=運動」「想=考え方・感じ方」「環=環教」のうち、「想」以外の気持ちよさ追求の基準は「援助系=癒やし」か「鍛錬系=爽快感」で比較的わかりやすい。それぞれの生活習慣項目を「後が気持ちいい」ように調節すれば健康維持と疾病回復が図られるからだ。

 ところが、「想」について人は意識がある限り常に考え・感じ続けているので、文字通り「後がない」。「想」の運用の仕方によっては、しばしばストレスを伴った緊張状態が続き、免疫低下による発がんや高血圧による循環器障害を引き起こす。

 事実、健康を追求している操体法の関係者でも60歳代や70歳代前半で鬼籍に入った先輩や同輩があり、こうした方々がなぜ平均寿命未満で亡くなられたのか筆者には謎だった。最近も古くから親しくしていた先生が60歳代前半で亡くなり、その方の顔を思い浮かべるたびに、「どうしてそんなに早く旅立ったのですか」と心の中で問いかけて胸が痛む。

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる