週刊あはきワールド 2021年8月4日号 No.724

症状別、困ったときのこのツボ 第22回

こむら返りが起きて困っているのですが…という患者さんが来たら

新医協鍼灸部会会長・関東鍼灸専門学校講師 手塚幸忠 


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1.こむら返りとは?

 “こむら”とは、ふくらはぎの古い言い方だ。よって“こむら返り”とは、ふくらはぎに起こる筋肉の痙攣、いわゆる「足がつる」という症状を指す。病名ではなく、症状の一般的な言い方であり、はっきりとした原因はまだ分かっていない。

 現在指摘されている原因としてはいくつかある。

・ミネラル不足 
 カルシウム、カリウム、マグネシウムは筋肉の収縮や弛緩、神経伝達と関わりがある。これらが不足することで、痙攣しやすくなる。食事からの摂取不足や、下痢や嘔吐、激しい運動等による発汗などで不足となる。

・体温低下、血行不良 
 東洋医学的にはこの原因を主として考える場合が多い。身体の冷え、特に下肢の冷えによる血行不良や、座りすぎなどの姿勢による血行不良で、下肢に栄養が足りず、痙攣を起こすというものである。

・水分不足
 高齢者で多く指摘される原因で、水分の摂取不足、水分代謝異常、寝ている間にかく汗等による水分不足が原因で、血行不良になることにより、下肢に痙攣を起こすというものである。
 

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