週刊あはきワールド 2021年8月11日号 No.725

しくじり症例から学ぶあはき臨床 その12

たかが腰痛、されど腰痛

関 墨荘堂鍼灸治療院院長 関信之 


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 元々標準治療のようなことはしてこなかったので、特に気にしたこともあまりなかったけれど、業界は一般に鍼灸の認知を高めたいために、標準治療マニュアルの作成を目指していたりする。セミナーなども腰痛から始まることも多い。しかし、たかが腰痛されど腰痛である。誰もが症例集などに紹介される治療を試してみるが、一向に痛みや可動域の改善しない患者さんに翻弄された経験をお持ちではなかろうか?

 今回は失敗症例をという依頼なので、失敗例も含めて腰痛治療の問題点を書いてみたい。

腰痛治療のダメな例の変遷

 腰痛というのは、腰痛に限らず全ての疾患がそうであるように、ある方法で上手くいっているとそれでは治せない患者さんが来院されて、次のステップに進むということの繰り返しで、現在進行形で変わっていくものである。であるから私の腰痛治療の変遷を提示すれば、皆さんの反面教師になるだろうということで、教育やマニュアルが目指す完成系? の不備を補い、ダメな例を学んでいただければと思っている。
 

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