週刊あはきワールド 2021年8月18日号 No.726

緊急アピール36

ワクチンをめぐる不確かな情報に踊らされないために

~意識するのは「検証された情報か?」~

 (1)石川家明(2)木村朗子(3)平岡遼 


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(1)石川家明:TOMOTOMO(友と共に学ぶ東西両医学研修の会)代表
(2)木村朗子:ともともクリニック院長
(3)平岡遼:ともともクリニックレジデント
 
 デルタ株を主とするコロナの感染拡大が全国的に広がり、都市部では重症化しても入院ができない状態に陥ってきています。今のところ現状を打開する有効な対抗手段はワクチンによる感染予防・重症化予防しかありませんが、一部のいわゆるデマやフェイクと呼ばれる情報によって接種を躊躇してしまう人も少なくないようです。デマ情報はデマの顔をしてやってはこないため、どんな情報でも信頼性を判断できなければいけません。今回は、医療者としてそれらの情報に踊らされないためにどう考えればよいかをお伝えします。

■新型コロナワクチンを巡って様々な情報が拡散されている

 新型コロナワクチンについて、SNSやメディアなどでこれまでに実際に拡散されたものを見てみましょう。
  • 「ワクチンを打つと、体に磁石がくっつくようになる」
  • 「ワクチンには、マイクロチップが入っていて監視される」
  • 「ワクチンを打つと、遺伝子情報が書き換えられる」
  • 「ワクチンは、治験が終わっていないので安全性が確認されていない」
  • 「ワクチン接種後にたくさんの人が亡くなっている」
  • 「ワクチン接種の、長期的な安全性はわかっていない」
  • 「ワクチンを打つと、不妊や流産につながる」
 上の方の情報が「デマっぽい」ことはなんとなく感じると思いますが、下に行くにつれ難しくなってくると思います。メディアで有名な人が言ったり、自分の身近な人から聞いたりしたときに、これらを冷静に判断できるでしょうか? まず情報との向き合い方をお伝えし、そのあとひとつひとつの情報について考えていきます。

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