週刊あはきワールド 2021年9月1日号 No.728

症状別、困ったときのこのツボ 第23回

天気が悪くなると頭痛になるのですが…という患者さんが来たら

新医協鍼灸部会会長・関東鍼灸専門学校講師 手塚幸忠 


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1.気候変化による頭痛

 私は小学校の頃から頭痛に悩まされていた。緊張が続いたり、ストレスが溜まったりすると頭痛になっていたので、今考えれば緊張性頭痛である。しかし、緊張とは関係なく頭痛になる場合もあった。それは気候が悪い時が多く、気候と頭痛に関係があるのではないかと、子供心に感じていた。ここ数年、気候と身体の不調が関係することが証明され、「気象病」という言葉も浸透し、自分の感覚があっていたのだと感じた。

 「気象病」は気象要素(気圧、温度、湿度、日照時間、降水量、雷、風など)によって体調が悪くなることをいう。中でも気圧変化によって痛みが増強するものを「天気痛」という。頭痛の場合は「低気圧頭痛」などと呼ぶ場合もある。

 気圧が低くなると、身体の外側から押さえる力が少なくなり、身体は膨張しようとする。それに対して、膨張しないように抑える機能を統括しているのが自律神経であり、交感神経である。交感神経が優位になると痛みに敏感になるため、様々な神経痛が発生しやすくなると考えられている。

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