週刊あはきワールド 2021年9月8日号 No.729

しくじり症例から学ぶあはき臨床 その13

高齢者との付き合いでありがちなしくじり

和ら会副代表 川腰剛 


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 ここでは、主に高齢者との付き合い方で失敗した5事例を挙げてみます。内容は、以前、和ら会で「高齢者の精神的病(認知症等)の見方と対策」という講義をした時に提示した事例を基に加除修正して再構成したものです。文中、個人・団体を特定できない形で記載させていただくことをご了承ください。

75歳女性Gさん(当時)

 Gさんは何の前触れもなく、5年ぶりに来院されました。その時はとりあえず、他に予約が入っていなかったため、普通に案内して愁訴に対して治療しました。

 治療後に支払いを済ませた後、Gさんが唐突に「先週来た時に保険証を置いていきましたけど、返してもらっていませんよね」とおっしゃったのです。

 私は即座に、「お預かりしていませんよ!」と返すと、Gさんは「そんなはずない!」とご立腹の様子です。おそらく本日ご来院の本題は、この保険証のことだったのでしょう。
 

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