週刊あはきワールド 2021年10月20日号 No.734

臨床万事塞翁が馬 その41

絶好調の後は舌不調!

大阪漢方鍼医会 森本繁太郎 


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1.舌痛

 もう40年以上も前の事になりますが、知り合いがやっている鍼灸院に遊びがてらお邪魔した事がありました。その折り、彼が少し愚痴っていたんです。もう40年も昔の事になりますから、差し支えのない範囲で開示してもいいんじゃないでしょうかね。もし彼がこの記事を読んだとしても、おそらくクレームを付けてくるような事はないんじゃないかなー?!

 という事で掻い摘んで書かせていただきますと、「昨日来院した患者さんだが、どうも舌の先が痛いらしい! そんな事を言われても、今まで患者さんの口の中に手を入れて舌の先に鍼や灸を自分はやった事もないし、気持ち悪くてそんな事はできないしねえ!」でした。すかさず私は尋ねてみました「じゃあどんな治療をして帰したの?」と。その答えとは「どうすればいいかわからなかったので、一応肩や首に適当に置鍼をした後撫でておいた」でありました。「それで治ったのか?」と尋ねましたら「さあ、どうなんだろう?」でした。

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