週刊あはきワールド 2021年10月20日号 No.734

「未病を治す」~身体のゆがみをなおす~操体法シリーズ 第28回(最終回)

施術者の健康を守る

~眠る前に行いたい操体法~

 (1)舘秀典(2)稲田稔 


◎第26回 操体法における「想」の周辺
     (石井康智)
◎第25回 自分の成長だけを見つめて気持ちよく生きよう!
     (鹿島田忠史)
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(1)筆頭執筆者:舘秀典(みやぎ操体の会)
(2)稲田稔(稲田みのる治療室)

 以前「未病を治す」~身体のゆがみをなおす~操体法シリーズ 第16回17回18回20回21回の掲載原稿で立位で行う操体法基本運動を説明したが、今回は就寝前に床についてからできる操体法を紹介する。就寝前に行う操体法で、日常生活から起こる身体の歪みを修正して眠りにつくことで、睡眠の質を上げることにもつながるかと思う。

 布団の上で(ベッドの上でもかまわない)、仰向け(仰臥位)で脚を伸ばして腰などに痛みを感じる時がある。痛みがなくても身体をいろいろ動かしてみると(動診)、痛み・違和感のある動きや左右差のある動きなどが見つかる。それが動診によって発見された身体の歪みである。

 仰臥位で身体の歪みを自分で発見したら先ほど述べたように睡眠の質を上げる意味でも、歪みを矯正してから睡眠に入りたい。その際、仰臥位で行う、

・かかと伸ばし
・つま先あげ
・膝倒し

などの操体法が選択されることが多いと思うが、私自身の経験上では、うつ伏せ(伏臥位)になって行う

・カエル足

の実践をお勧めしたい。

 カエル足とは、操体法の源流といわれる『正體術矯正法』(たにぐち書店)の中で「誰にも出来る一部の矯正法」として紹介されている。操体法のカエル足に酷似している矯正法がある。

 『正體術矯正法』では、「矯正法は千差万別、ほとんど際限がありませんが、ここには、実験上、一番この法によって矯正せられる人が多く、しかも、なるべく早く効果が現れて、素人にも、やりそこないの無い、分かり易い法の中、簡単なものだけを、少し載せておきます。」と前置かれ紹介されている。

 さらにこのように供述してある。「第一に気をつけるべき事は、すべて矯正法というものは、どれにしても一夜一回、どれかの法をやったら、もうほかの方法をやって見てはいけません。あれこれと、いくつも一度につづけてはいけません。一夜一回ということをくれぐれもご注意ください。」と。

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