週刊あはきワールド 2021年10月27日号 No.735

阿是指圧による体にある4つの首の治療 第46回

4の首(腰)の治療

~その20 腸腰筋(大腰筋)へのアプローチ~

日西指圧学院 小野田茂 


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腰痛症は、腹部の指圧が一番

 今まで、腸腰筋リリースの準備段階として数々のテクニックを記してきました。

 今回紹介するのが、まさしく腰痛症における腸腰筋へのアプローチです。

 これまでの操作で、すでに腰痛が緩和したか、または、ほとんどの症状が消失したかもしれません。

 結論から先に言えば、長年の臨床経験から腸腰筋へのアプローチは、骨盤の8つの動きの後屈と前屈における何らかの違和感、痛み、可動域制限が生じた場合のトリートメントに大変有効です。

 学生の頃、指圧実技の先生に、浪越指圧の腹部の指圧を十分患者さんに施せば、大方の腰痛はOKだよとよく言われました。

 今考えれば、腹部の虚に対して背部の実、このアンバランスを解消することにより、体の要(腰)のバランスが回復されて、症状の緩和、および消失が可能ということを言っていたわけです。

 腹部の基本指圧だけでも、かなりの確率で回復していくのは、実際の臨床で嫌というほど経験してきました。椎間板ヘルニアで神経を圧迫された状態で当治療院に訪れた患者さんでも、辛抱強く指圧の施術を受ければ、体はいい方向に向かいます。この確信は臨床経験の積み重ねで確信をもって言えます。

 実際に椎間板ヘルニアで神経が圧迫された状態で、医者に手術を勧められた患者さんに対してさえも、規則正しい生活と食習慣、週1回の指圧、気持ちの良い、頑張らない運動習慣の維持により、半年ぐらいの時間を頂ければ、確実に回復させることが指圧治療で可能です。

 この腸腰筋の治療との出合いは、40年ぐらい前になります。

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