週刊あはきワールド 2021年11月24日号 No.739

横山式熱鍼療法 第32回

東洋医学の原理原論から臨床、応用を考える(8)

~色の利用法~

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


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はじめに

 前回は五行と五色の証明とその利用法について示してみました。今回は、色体治療として経別治療を利用した方法を紹介いたします。

色体治療とは色を使った治療法のこと。

〔1〕経別とは

(1)霊枢の経別編に記載されている東洋医学の基礎理論のことである。

(2)
表裏をなす臓腑
その臓と腑を体内で結ぶ経脈
手足の末端から発生し、膝と肘までは正経と重なり合い、それ以後は体内に深くもぐって臓と腑に連結し、最後に頭部顔面で正経と合流する経脈
  以上の①➁③を全て含むのが経別でありその作用は陰陽五行説や臓腑経絡説などの基礎理論が適用されるものである。したがって経別には、
臓とその臓に属する経脈の異常
腑とその腑の経脈の異常
臓と腑が関連する異常
の④⑤⑥の全てが投影され表現されており、それを診断し、それを治療するシステムを持っているのである。
 今までは漢方と鍼灸の理論は別々に構成されていると考えられていたものを統合するものである。(『東洋医学原論』入江正著より引用)

〔2〕経別治療

 経別治療は上記したように大変優れたシステムを持っているとともに1つの経絡に対して2穴で処置ができるので多くの経穴を使わないので大変シンプルかつ効果的である。
 

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