週刊あはきワールド 2021年12月8日号 No.741

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.90-2

月経痛に対する三陰交(SP6)の反応と円皮鍼効果の検討

日本鍼灸理療専門学校・(一財)東洋医学研究所 吉川信 


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リサーチ・クエスチョン1(RQ1):
 三陰交の反応は婦人科の病症を反映するのか
リサーチ・クエスチョン2(RQ2):
 月経痛に三陰交への円皮鍼固定は有効か

1.背景

 臨床にあたって筆者が重要視していることは、できるだけ「先入観や思い込みを排除」し、「病によって引き起こされた体表の反応」を逃さないように探ることである。前回報告の蠡溝試験の発端症例となったものは、激しい月経痛が蠡溝への円皮鍼刺激によって劇的な効果を示したケース1)である。このときに捉えられた反応は「圧迫による疼痛の軽減」であった。それは、まさに激しい疼痛を生じているときであるから得られた所見と思われるが、このとき三陰交にはその反応は得られなかった。では、月経痛に最も用いられていると思われる「三陰交」は、どのようなときに有効になるのだろうか。
 

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