週刊あはきワールド 2021年12月22・29日合併号 No.743

Let’s はりきゅう遊学 第91話

名医草と迷灸師

~名医草か野草のダイヤモンドか・迷灸師の手前味噌~

お灸とハリ治療の専門家 福島哲也 


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 先日、街を散策中に眼精疲労専門の鍼灸院を見つけ、予約不要だったので施術を体験してみました。目を引くディスプレイ広告やキャッチーなネーミングと場所柄もあり、ウォークイン(飛び込み)のお客さん(患者さん)やリピーターも多いようです。やっぱり皆さん、目がお疲れなんでしょうね。

 ここでは、施術方法についての詳細は明かしませんが、攅竹からの刺絡や眼窩内刺鍼ではありませんでした。こういうやり方(戦術)もあるんだなぁと思いました。他人の施術を受けるのは、いろんな意味で勉強になりますね。

名医草か野草のダイヤモンドか

 灸治療に必要不可欠な(なくてはならない)物といえば「もぐさ」が筆頭に挙げられますが、その原材料となる「よもぎ」には、昔からいろいろな使い道があります。

 食用として、天ぷらやおひたし、草餅などがよく知られていますが、昔は「名医草」や「仙人草」とも呼ばれていたそうです。民間療法では、咳止めや虫下しの薬として煎じ(煮詰め)たり、若葉の青汁などは高血圧にも用いられています。また、葉っぱを手で揉んで止血に用いたり、神経痛や冷え症にはお風呂に入れたり(よもぎ湯)もしています。

 なお、変わったところでは、風習として端午の節句に軒先に吊るして病魔を払う目的でも用いられていたようです。
 

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