週刊あはきワールド 2021年12月22・29日合併号 No.743

阿是指圧による体にある4つの首の治療 第48回

指圧とエビデンス

日西指圧学院 小野田茂 


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 前回までの連載で、指圧治療のノウハウを伝授してきました。一応ひと段落が付きましたので、基本に戻り、指圧の基本的項目をまとめてみたいと思います。

 指圧を長年患者さんに施術していると、人間の身体の神秘に驚かされることがあります。肉体と精神が一如になってこそ、人間の身体が作用します。気力という訳の分からないものが、人間の身体には存在するということを、長年の治療経験から実感しています。

 しかしこの存在を科学的に証明しろといわれても、私はお手上げです。エビデンスといわれても、果たして、この証明が可能かといわれても、一治療師には不可能なことです。

 ただただ経験からなんとなく、病気は所詮、気の病といってしまえば、エビデンスなんて吹っ飛んでしまいます。結局のところ、西洋医学も実は近年、悩んでいるのが目に見えるこの頃になりました。それでも、厚生労働省は気の存在など認めません。

 この辺の矛盾を承知のうえで、これだけは、指圧の勉強をする時には必要だよといった基本的項目を書きつらねていきます。実に単純な指圧療法の基本です。シンプル イズ ライフ。健康で寿命を全うすることをお手伝いするのが、指圧です。単純であるからこそ続けることの工夫が必要ではありますが。

指圧の病理原理

 指圧の病理原理は、次の7つに要約されます。これらの機能が指圧操作によって正常に働いて調和して生命力の賦活となり、健康長寿が保たれます。
 

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