週刊あはきワールド 2022年1月5日号 No.744

『素問』 を読もう! 第19回

脈要精微論篇(脈診と五声、五色、陰陽、四時)第17

欅鍼灸院 名越礼子 


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黄帝脈診の法とはどういうものか?

岐伯診察は、通常は朝行います。陰気がまだ動き出さず、陽気もまだ散出せず、飲食もまだ取っておらず、経脈も盛んになっておらず、絡脈も調和しており、気血も乱れていないので、病脈の検診には都合がよいのです。それから睛明穴の間の気色を診て、五色、五臓の有余と不足、六腑の強弱、身体の盛衰を診察し、この五類によって死生を判断します。脈は血の府であり、長であれば気は治まります。短であれば気が病んでいます。数であれば煩心(心中煩悶)、大であれば邪が盛んなため病は進行しています。上部が盛んであれば気も上っており、下部にあれば病気は腹部に滞留しており、代であれば正気が衰弱しており、細であれば正気虚のため呼吸が短くなっており、渋(濇)であれば心痛、こんこんと泉から湧き出ているようであれば、病は進行し色も疲弊しており、弱々しくて弦が絶えるようであれば死です。
 

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