週刊あはきワールド 2022年1月12日号 No.745

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.91-2

子どもの病はMPA(えめぺあ)で治す!(後篇)

~森の式漢方小児はり(MPA:えめぺあ)の症例~

三河漢方鍼医会 森野弘高 


◎本シリーズの過去File≫≫  見る
 
 後篇では、「森の式漢方小児はり(MPA)」による子どもの治療例を紹介いたします。

 子どもの治療も大人の治療と同じで、おもちゃで遊びながらの、ながら治療はしません。森の式漢方小児はり治療では、赤ちゃんも子どもも治す氣を循らせる治療に向かいあっての治療をし、身体を良好にすることで子どもにも保護者にも、喜んでもらえことができ、マッサージやお灸はしない、はりのみの治療です。

 まず季節の移り変わりを考慮し、四診法(望・聞・問・切)によって病態を捉え、病理、病症を経絡、五行で分けて診断し、本治法や標治法だけでなく変動経絡の前後、左右、表裏を流氣鍼で治療していきます。(刺激量が多すぎないように気をつけます。)

 そして、問診を基本とした保護者が訴える「症状」を中心に診断するのではなく、子どもの身体が発する病態をしっかり捉え診察し、証を決め、治療経、治療穴を導き出し病態を治療していきます。

 診察は治療前から始まっており、来院前の保護者からの電話、来院時、来院後の様子も診断材料になります。

 当院に来院される子どもの疾患の七割から八割は、風邪症状で来院する子どもが多いですが、一般的に鍼灸院へ来院されるのは、子どもの心の精神的不安定症状で来院される子どもが多いといわれていますので、ここに紹介します。

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