週刊あはきワールド 2016年8月24・31日合併号 No.487

腹診の観察から見た「毒」と「邪気」の診察と鍼灸治療の実際 第2回

腹診とは(2)

~私の用いている腹診法~

いやしの道協会顧問 大浦慈観 


 
 前号では「1.はじめに」「2.腹診の歴史」について述べました。今回はその続きで、「3.私の用いている腹診法」について解説します。

3.私の用いている腹診法

 私は腹診の方法を、師匠である横田観風先生から学びました。横田先生の腹診は古方漢方の腹診を踏襲するものです。師は『吉益東洞大全集』13)(たにぐち書店刊)、『尾台榕堂全集』14)(日本の医学社刊)を編纂し、また奥田鳳作の腹診も深く研究しました。さらに臨床知見をもとに、腹診を主として脈診・舌診から得られた情報を統合し、体全体の毒と邪気のあり様を見定めた上で、漢方と鍼灸の両面から統合して治療する方法を作り上げました。師が創設した「いやしの道協会」では、こうした腹診と治療法を現在も指導しています15)(図6)。
 

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